金縛りの原因と対策


金縛かなしばにあったことはありますか?

金縛りとは?

意識がはっきりしていながら、体を動かすことができない状態のこと

暗い部屋の中で金縛りにあうと、幽霊や妖怪に身動きを封じられたような気がして、非常に怖く、一種の心霊体験のように感じる人も多いと思います。

ですが、金縛りは、心霊体験ではなく、眠りのメカニズムの誤作動によるものです。

条件さえそろえば、誰にでも起こる可能性があります。

以下で、金縛りの原因と対策を書いています。

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なぜ金縛りは起こるの?

睡眠中の状態は、大きく2つに分かれます。

  • レム睡眠
  • ノンレム睡眠

金縛りは、レム睡眠中におこります

レム睡眠中もノンレム睡眠中も、身体は休息中で、筋肉の活動は最低値になるのですが、レム睡眠中のは、起きているときとほぼ同じくらい、活動的で活性化しています

分類 脳の状態 身体の状態
レム睡眠 活動中 お休み
ノンレム睡眠 お休み お休み

通常、睡眠中は動けない

つまり、レム睡眠中は、脳が動いていても、身体は動かずに休んでいる状態。

レム睡眠中は、脳から筋肉への命令や、末梢からの感覚の情報伝達は一切行われません。

もし睡眠中に、脳から筋肉への命令が行われてしまうと、走っている夢を見たときに身体も走ってしまいます。

そのため、睡眠中に身体が動かないように、自動的にスイッチが切り替わるのです。

この切り替えができないと、レム睡眠中に隣にいる人を殴ってしまったり、起き上がって壁にぶつかってしまったりするような夢遊病のような状態になります。

この症状を「レム睡眠行動障害」と呼んでいます。

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レム睡眠中に意識が回復すると

そして、レム睡眠中に意識(覚醒度)が高くなってしまった場合、「意識はあるのに、身体が動かない」という現象が起こります。

これが、「金縛り」です。

意識はあっても、脳から筋肉への命令がシャットアウトされているので、思うように身体を動かすことができません。

金縛りにあってしまったら…

まずは、焦らないこと。

金縛りは、意識だけが目覚めて、身体は眠っている状態なので、少しずつ身体を起こしてあげてください。

身体の末端である手足の指先、そして眼球などの動かしやすい箇所から、始めます。

また、焦らずとも時間が経てば、身体は自然と目覚め始めるので、気にしないことが大切。

金縛り対策

金縛り対策は、”生活リズムの乱れを改善すること”や”睡眠の質の向上”。

金縛りの原因は、上述のように、レム睡眠中に意識だけ起きてしまう”身体の誤作動”。

そのため、金縛りにあわないようにするには、体調を整えることが何よりも重要になります。

また、眠りの質を落とす以下の行為に関して、睡眠の2〜3時間前から控えてみてください。

  • タバコ
  • カフェイン(コーヒー、緑茶、ココアなど)
  • 寝酒

明け方前に寝ると金縛りにあいやすい

明け方前に寝ると、サーカディアン・リズムにより、入眠後ノンレム睡眠からではなく、いきなりレム睡眠から始まってしまうことがあります。

サーカディアン・リズムとは?

約24時間周期で変動する生理現象のこと。人は、この生体リズムにより、体調を整えます

そのため、夜中の3〜4時に寝て、いきなりレム睡眠から入ってしまうと、こういった現象が起こりやすくなります。

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