冷え性は不眠の原因か?


睡眠中は、身体の活動が低下し、熱が発生しにくいので、体温が下がります。

雪山で遭難中に「眠るな!」と怒られる理由は、まさにこれです。

そして、人は深部体温が下がると、眠りやすくなります

深部体温とは?

身体の内部の温度のこと。コア体温ともいいます。体温計で測るのは皮膚温度で、深部体温は皮膚温度よりも3〜4℃ほど高くなります

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冷え性の人は熱拡散が苦手

人は、深部体温を下げる際、身体の末梢である手足から熱を放出します。

血液循環が悪い”冷え性の人”は、上手に熱の放出ができず、深部体温を下げることが難しくなります。

冷え性の人は体温が低いと考えがちですが、冷たいのは身体の末端である手足だけで、深部体温が低いわけではありません

すると、睡眠に向けて体温をスムーズに下げることができなくなり、それが入眠困難の原因になることもあります。

冷え性対策

深部体温を考える上で重要なことは、3つあります。

  • 運動
  • 食事
  • お風呂

運動と食事に関しては、睡眠の3時間前には終わらすようにしてください。運動は筋肉を発熱を高め、食事は胃腸の活動を高め、発熱し体温を上げてしまいます。

「お風呂は体温を上げてしまうので、逆効果では?」と思われるかもしれませんが、重要なのは、血液循環が良くなること。血液循環がよくなると、手足(身体の末端)から放熱しやすくなります。

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お風呂は大切

入浴は、通常、寝る前の3〜4時間前が理想です。

ですが、冷え性の人は、入浴後から睡眠までの間はできるだけ手足が冷えないように工夫するようにしてください。

お風呂は、約1〜2時間前にぬるま湯(38〜40℃ほど)に約15分ほどかるのがオススメ。

身体の血行がよくなるので、手足(体の抹消)の熱が放出されやすくなり、深部体温を下げやすくなります。

42度以上の高温のお風呂だと、交感神経が刺激され、目が覚めやすい。また深部体温が高いままで下がりにくく、逆効果になりやすいので注意!

また、足湯も入眠直後の深い睡眠に対して効果的なので、冷え性の人は試してみるといいかもしれません。

暖房寝具をつけて寝ない

冬場、寝具を温めておくことは良いこと。

ですが、電気毛布や湯たんぽなどは、布団に入ったら、切るようにしてください。

深部体温をあげることになるので、入眠を妨げます。

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